皆様、初めまして。
11月1日より機械系講師として入社しました石原です。

入社にあたり、セントラルエンジニアリングのWebサイトを見ていたところ、会社沿革のページで 「ラリー競技において正確な距離やタイムを計算する自社製品、ラリープランナー「RP-80A」を発売」という一文を見つけました。


1980年代初頭にセントラルエンジニアリングが自社開発して商品化したモデルです。

私は学生時代、体育会自動車部に所属し、ラリー競技を20年以上やっておりました。
その時、愛用していたのが、このラリープランナーRP-80Aだったのです。


当時の大卒初任給の倍近くの値段でしたが、それだけの価値のある製品でした。

ラリー競技は、主に夜の山岳地域の未舗装路で争われていて、主催者が設定する指示速度通りに走っているか?その正確さを競うものでした。
なので、ドライバーの腕だけでなく、ナビゲーター(今のコドライバー)の計算技量にも比重が置かれていました。
従来は電卓や円板(円形の計算尺)、クルタやタイガーといった手回し計算機を使っていました。
真っ暗な未舗装の山道をそこそこのスピード(ある時は全開)で走っている中での作業ですので、ナビゲーターは大変苦労していました。

しかし、RP-80Aの登場で、自車の遅れ/進みがリアルタイムで自動的に計算され、ナビゲーターはドライバーへの指示に集中することができるようになったのです。


これは本当に画期的なことでした。

私はこの製品を早い段階から競技に導入することができ、何度も試合で優勝や上位入賞することができ、賞品を稼がせていただきました。

追従する製品もそれ以後、数多く登場しましたが、競技車の過酷な使用条件(各種のノイズ、静電気、振動、温度)や 操作のしやすさで凌駕するモデルは無かったと記憶しています。

このような素晴らしい製品を世に送り出した会社のグループ社員として、エンジニアの教育に携われることになり、身の引き締まる思いです。

歳だけは取っておりますが、新入社員として日々勉強しております。


どうぞよろしくお願いいたします。